人間社会における人々の交流は、戦争・天災・疫病等の厄災によってしばしば分断されてきた。加えて高度に発達した情報化社会ではメディア災害の危険を常に胎んでいる。これらの厄災はヒトの動きや思考を止め、社会は閉塞するがそれでもヒトは動きを止めない。知的欲求や人との交わりといったことに枯渇すると、それを求めるのが人間だ。

当初はパンデミック、エピセンター発生などと言われたが、実情はせいぜいエンデミック程度のものに対して、植え付けられた恐怖のイメージから人は中々脱することが難しい。

理性的、科学的な考え方をするならこれからはインフルエンザ同様の検査手法として、抗原検査に軍配は上がるだろう。盲目的なPCR検査は避けるべきだ。

relates to コロナ検査「BinaxNOW」が米で緊急使用許可を取得BinaxNOWというアボット社の検査薬がある。真の陽性率を示す感度が97.1%、真の陰性率を示す特異度が98.5%からPCR検査よりも優れている。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-08-26/QFP03XDWLU7001

アボット・ラボラトリーズの新型コロナウイルス検査キット「BinaxNOW」が先週、米国で緊急使用許可(EUA)を取得した。15分で結果が判明し、わずか5ドル(約530円)で受けられるこの検査は、米国の検査能力の足かせとなっていた状況を緩和するだろう。

BinaxNOWはラテラルフローと呼ばれる技術を使用し、自宅での妊娠検査の手法と似ている。妊娠検査はホルモンを検出する仕組みだが、BinaxNOWは抗原の有無を調べる。

アボット以外でも、短時間で判定する抗原検査製品を販売している企業は複数あるが、検出には装置が必要だ。また、早く結果が出る代わりに精度が低めになることもある。一方、BinaxNOWは真の陽性率を示す感度が97.1%、真の陰性率を示す特異度が98.5%だ。

検査施設では結果判明までに2週間かかる場合もあるが、BinaxNOWは検査装置が不要だ。鼻腔(びこう)用綿棒と小型の試験カードを使用し、ほぼ場所を問わず、薬剤師などさまざまな医療従事者が実施できる。

Leave a Comment