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街角勉強会 拡大ひろば ++20240217

過日、パークシテイ東京ベイ新浦安 Sea・Coco合同自治会館集会所ほか

について、税金の不適正支出について取り上げました。2月17日(土)にWave101で行われた街角勉強会 拡大ひろば ++20240217の資料を収載しましたのでご覧下さい。pdfをめくり+拡大+全画面表示に対応しています。

 

 

 

 

 

 

パークシテイ東京ベイ新浦安 Sea・Coco合同自治会館集会所ほか

過日のエントリーで、下記の坪単価が異常に高いことを指摘した。通常の住宅並みの仕様であれば、豪邸が建てられる金額だが、実際にどんな建物か、納税者が気になるところでしょう。パークシテイ東京ベイ新浦安 Sea・Coco合同自治会館集会所、さつき園を見て見ましょう。クリックして拡大してみれば、ペラペラのプレハブ仕様であることは、専門家でなくともお解り頂けます。。

玄関

南西面

北面
北_西面

 

さつき園

さつき園
自治会館名 パークシテイ東京ベイ新浦安 Sea・Coco合同自治会館集会所 パークシテイグランデ新浦安  自治会館集会所・グランデS&Rクラブ会館 さつき苑自治会館
場所 日の出5丁目 明海6丁目 入船4丁目
請負金額 1億197万円 9,332万円 5,508万円
延床面積 272㎡(82坪) 177㎡(53坪) 140㎡(42坪)
坪単価(円)   123万円 174万円 ブログ 124万円
設計 設計同人あこーる (株)斎藤建築設計事務所 落札金額2,487,000円

予定価格3,970,000
(株)西澤設計
受注者(施工者) 田口(よめない) エービーホームズ(株) (読めない)
契約日 令和元年7月17日 令和4年5月20日 平成27年11月10日

何故こういうことになっているかというと、

パークシティグランデ集会所で使われた「標準仕様」として、パークシティグランデ新浦安自治会集会所計画概要 という「標準仕様」ものがあり、また、パークシティグランデ集会所業務委託仕様書 というものがあります(これがほぼほぼ、一般的な「標準仕様」です。)、

どう違うかというと、浦安の異様さは、裏縛りと思われる「標準仕様」があり、設計業務委託の仕様書も詳細過ぎる点です。これらの事情が相まって、設計事務所や施行業者の自由な発想に基づく提案を阻害しています。形の上で豪華な標準仕様を示しながら、応札し、俗に言うチャンピオンが落札した上で、2次、3次下請けをかまし、浮いた金は政治資金に流れる構図が見えてくる。もはや、そういう時代では無いと思うが、これが人間の性のなせる技で、なかなか無くならない。

市民のあなたならどうする。市民! ひとり一人が声を上げなければ、税金のムダ使いは変わりません。議員は何をしている!

パークシティグランデ新浦安自治会集会所計画概要はこんなに細かく縛られている。

パークシティグランデ集会所業務委託仕様書の方はこちら

明海・高洲地区公園エリア整備基本構想はレガシーとなるか

明海・高洲地区公園エリア整備基本構想策定業務委託 というのがある。

たまたま、友人と話していてこんな計画があるのを知った。

2021年にテレウスという会社が169万円で基本設計の落札を行っている。応札会社はコロナ渦もあり、多数の競争があり、予定か価格を大幅に下回った。浦安市としては37%の落札率であり、過去、最低とも言える結果だ。(このような競争入札ばかりなら良いが、前のエントリーの様な入札不正が多くを占める行政は今後の社会制約から見直されなければならない。)

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公告日2021/08/26

締切日2021/09/02
入札日2021/09/09
登録日2021/08/26

入札結果

落札会社(株)テレウス
落札金額1,695,000円
登録日2021/09/15
予定価格4,520,000円
これを受けて、先月11/16に突然、サウンディング型市場調査結果の公表について なるものが公表された。
対象となっているのは、東京湾に面し、高洲海浜公園の北東に隣接する約3.2haの市有地。市では「明海・高洲地区公園エリア」と位置づけ、公園として整備する予定だ。隣接する高洲海浜公園は、5haの敷地に展望の丘をはじめパークゴルフ場、遊具広場、健康遊具などが整備され、憩いの場として親しまれている。この調査では、公園の整備・維持管理における民間活力の導入について検討するため、公園
に導入可能な施設や事業収益の見込み、事業手法、参画条件などについて、民間事業者と意見交換を行った。 
サウンディング調査の経緯
募集期間 令和5年8月3日 ~ 令和5年9月29日
現地説明会 令和5年9月1日
個別対話の実施 令和5年10月11日 ~ 令和5年10月13日
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主なる質問に対する回答からみると、公有水面部の一部埋め立てを伴うが水面は県の管轄で市有地のような取り扱いは困難だろう。遣り卯とすれば、市の埋め立て事業で専門家筋からは数億円はかかるだろうとも言われている。PFI事業で、市は参加企業を考えて言うようだが、元々が、まばらな区域への導線も十分ではないところに建てるとなると、参加企業側との契約での期間が20年としての運営費はザッと、30億円くらいかとも言われる。アートをテーマに内田市政の良いレガシーとなるのか、それとも音楽ホールの1日130万円の赤字補填事業の2の舞を危惧する声も聞こえてくる。市が借り上げて補填するようなスキームは許されるすべもなく、慎重には慎重な取り扱いが求められる。

市は公園整備にあたって、利用する方のニーズを把握することを目的として、アンケートを実施した。実施期間 令和5年4月 24 日(月曜日)から5月 28 日(日曜日);令和5年8月28日公表

  遡っていくと、今年3月に

  が策定されたが、発表されたのが2023年8月3日であり、殆どの市民は知らない

みどり公園課が中心になって計画しているようだが、既存公園の311災害以来閉鎖されて放置されたままのトイレや半撤去四阿放置をまず整備するといった地道な計画も心がけていただきたい。

 

舞浜駅のデッキタイル補修クラウドファンディングの裏事情

市のクラウドファンディングは初めてかも知れない。否応なく新聞記事は目を引く。

浦安市には高額納税者が多いからか、舞浜駅のデッキタイル補修のため400万円のクラウドファンディングを市民に求めるそうだ。記事によると1800㎡に1億9000万円の予算を当てるとか。400万円の意味は400人に記名のタイルで顕彰するということだろう。ふるさと納税制度の補填にというが、構造的問題に手をつけない限り何の役にも立たない。税が足りないというのは、ムダ使いが多すぎることに尽きると思うが、すこし掘り下げてみよう。。

タイル1㎡あたり10万円超の計算になるが、住民を人質にした行政の「たくらみ」も透けて見える。これが共創だの協働だのという美化にすり替えられ矮小化した行政手法にならなければ良いのだが。。

1平方メートルあたりのタイル単価は普通には5000円程度、高くても絵柄付きの15,000円程度だ。そこで、補修で部分的なのに、何で10万円もかかるのか? 議会は何をしているのか。税金泥棒にならないよう、しっかり仕事をしてほしいものだ。こういった公共事業の価格がおかしいことに気付かない、あるいは関心の無い市民が多いのも事実だが、残念ながら何十年も前から繰り返されてきたことも事実。

この種の公共工事の背後には様々な利権が絡む。何故、高額設定になるのかというと、最終的に落札者からの政治家への政治献金という形で選挙資金へと流れていくのが殆どだ。度が過ぎると、秋本議員のワイロ請託問題のようなことになるが、町のレベルでは、議会での議決で通れば、どんなに高額なものでも通ってしまう。ということで、一層、エスカレートしていると思うが杞憂だろうか。ひとり一人が自分の頭で考えてほしい。

この町では、公共工事の落札率が予定価格の95%を超えているケースが殆どで、入札談合・予定価格公表による情報漏れが頻繁に起きていることを示唆している。

 

つい最近の自治会館建設の実態に気づいた入船の市民が、市長への手紙で2023年9月に浦安市長宛の要望書が出ている。だが適切回答が未だに無いようだ。

以下がその要旨:

自治会集会所・老人会館合築の工事費が高いことについての要望

市政業務にご尽力、感謝いたします。先日、坪単価の工事費に公文書開示の決定通知書(令和5年8月21日)をいただき坪単価を計算をいたしました。

パークシテイグランデ新浦安自治会館集会所・グランデS&Rクラブ会館は約174万円/坪で、世間相場からかけ離れた異常な価格です。

この坪単価は市民が納得できる坪単価といえるでしょうか。工事費の予算設定の仕組みの改革の検討・実行をよろしくお願いいたします。

 
自治会館名 パークシテイ東京ベイ新浦安 Sea・Coco合同自治会館集会所 パークシテイグランデ新浦安  自治会館集会所・グランデS&Rクラブ会館 さつき苑自治会館
場所 日の出5丁目 明海6丁目 入船4丁目
請負金額 1億197万円 9,332万円 5,508万円
延床面積 272㎡(82坪) 177㎡(53坪) 140㎡(42坪)
坪単価(円)   123万円 174万円 ブログ 124万円
設計 設計同人あこーる (株)斎藤建築設計事務所 (株)西澤設計
受注者(施工者) 田口(よめない) エービーホームズ(株) (読めない)
契約日 令和元年7月17日 令和4年5月20日 平成27年11月10日

令和5年8月年8月21付 浦安市公文書開示決定通知書 浦地第470号より作成

マンボウ発令による公共施設などの対応

公共施設利用における制限が明日1/21から行われます。鬱陶しい日が続きますが、体調維持にご留意下さい。

  • 時間は午後8時までとし、原則として利用者は市内者(在住・在勤・在学)とする。ただし、チケット販売済みのイベントなどは午後9時までとする
  • 食事、宿泊は禁止する
  • そのほか、各施設についての対応は以下のとおりとし、屋内スポーツ施設については人数制限を行う
    • 【子育て関連施設】うら・らめーる(宿泊、食事の禁止)
    • 【スポーツ・文化・教育施設】図書館(閲覧席半分削減)、公民館(調理実習室・更衣室の利用停止)、郷土博物館(屋内展示室の閉鎖)、運動公園総合体育館(更衣室・キッズスポーツルーム・ランニング走路・幼児室・カフェテリア・談話室の利用停止)、屋内水泳プール(更衣室の人数制限)、陸上競技場(更衣室・諸室の利用停止)、中央武道館(更衣室・託児スペースの利用停止)、野球場・球技場(諸室・更衣室の利用停止)、テニスコート(更衣室の利用停止)
    • 【市関連施設】老人福祉センター(浴室を除き閉鎖)、東野パティオ(調理実習室の利用停止)
    • 【その他の施設】交通公園(屋内乗物の利用停止)、しんうら駅前ステージの利用停止、自治会集会所の利用停止(防災活動など必要最低限の自治会活動を除く)、老人クラブ会館の利用停止