千葉県のふるさと納税模様と浦安事情

千葉県のふるさと納税制度の実情についてです。

もともと、ふるさと納税制度には射幸心を煽るとの批判があるが、受入額が課税個控除額と見合っていれば、住民自治の観点からは税の使い途上の選択余地の広がりという点では問題が無いとも言える。

勝浦市が一番というのは、返礼品への魅力が高く市の貴重な財源となっており、それだけ、市が評価されているということ。千葉市などは控除額が55億円と、受け入れの1.8億円の30倍にもなっている。

浦安市の控除額は13.8億と、受け入れ5.7億円の2.4倍で比較的に低い水準で健全なのか? 千葉市の人口が97万人、浦安市のそれが17万人という人口比を考えてみると、倍率面では浦安は受け入れ額から見ても健闘していると見ることもできる。その一方、1人当たり控除額は13.8/17*97/55=1.4倍と射幸心が比較的に高く、返礼品で改善余地を論ずるよりも心の問題を抱えているということも出来る。仮に対策を考えるとしたら、この両面からの見方が必要ではないか。

 

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