個人情報の取扱い及びメーリングリストのマナーについて
個人情報保護法が施行されていますが、個人情報についての取扱いには充分注意しましょう。 他人の情報やプライバシー(名前・住所・電話番号・メールアドレス・職業・家族関係等々)を第三者から聞かれた時、その第三者が身近な人であっても注意して取り扱って下さい。 特に、第三者が見知らぬ人ならば、聞いてくる理由は何であれ、絶対に教えないようにして下さい。 自分の情報を教える場合でも、聞いてくる相手がどこの誰か(オレオレ詐欺などでないか)、何の目的に使うのか、その他の目的以外には使用されないかどうかなど、充分確認してから教えるようにしましょう。
次に、メール及びメーリングリストのマナーについてです。 ネット上の『掲示板』は不特定多数に情報を発信するものですが、メーリングリスト(以後略してML)は会員の間だけで一斉にメールをやり取りするものです。ML のアドレス宛てに送信すると、ML に登録している会員全員に一斉に同じ内容のメールを送ることができます。 アドレスを数十人分いちいち設定して送ることをしないで済む便利さはありますが、逆に会の目的に関係のない内容を送ったり、特定の会員にだけ送ればよいメールを登録者全員に送ってしまうと、不都合で迷惑な場合も起こり得ます。 『会の目的に沿って登録している全員に送信される内容』であることをわきまえて上手にML通信を活用して下さい。
- 公序良俗に反するものや、特定の人を誹謗中傷することはしないで下さい。
- ML は、自分の持っている情報や前向きな意見などを会員に一斉に知らせることのできる手段です。それに合った内容の書込みをして下さい。
- 互助会的運営が目的ですが、会員同士の意見交換にも使える可能性があります。しかし登録会員全員を対象としてしまうので、その場合は、意見的なものは内容を充分ご配慮下さい。別のコーナー、ブログなどのコメント利用などが適切で良い場合もあると思われます。
- メールが届いた場合、相手の記載内容をよく読んで対処しましょう。相手の記載内容をよく読まず、また前後の状況をよく理解しないで不用意な発言をし、トラブルになったり迷惑メールとなったりする可能性もあります。
- 他人のプライバシーに配慮しましょう。公序良俗に触れるもの以外は、許可なく、他人の私生活上の諸事情を公けにすることは、対象がML参加者であった場合、その人に嫌悪感や不快感などの精神的苦痛を与え、プライバシーの侵害にもなります。場合によっては人権を傷つけ名誉毀損ともなりえますのでご注意下さい。
- ML への返信をする場合、相手の発言内容を引用するときは必要最低限度にとどめ、かつ自分の返信も短く簡潔に書いて下さい。これは携帯を利用している会員への配慮でもあります。
- よくあるML への返信で、『返信』はそのML を配信した個人に対して返信する内容なのか、それとも全員に対して送りたい内容を返信するのかを、一呼吸して考えて、送信アドレスにML を指定するのか1個人を指定するのかを再確認して下さい。
- ML が受信できないトラブル例としては、不特定のメールやフリーメールに対して着信拒否設定をしている場合があります。迷惑メール対策としてフィルターをかけている方は、ML のアドレスに対しては『受信する』に設定して下さい。