PCR検査法が病気の診断には使えないと言うことを以前から支持してきたが、仮にコッホの3原則を無視した上でPCR検査を是とした場合でも、感染研のいうPCR増幅回数(ct値)を42以上とする理由は、偽陽性を拾うという点で勧められないことを以前から言ってきた。

ここへ来て厚労省は、

厚労省のCt値を30~35へ引き下げるよう要請する事務連絡の通達(1月22日)を出している。政府は緊急事態宣言を3月まで延長決定する前だ。

この中身を見てみると、検体プール検査法の指針というところにこう書かれている。(検体プール検査法は、複数の検体を混合し同時に検査することにより、検査時間・費用が効率化されることに)

別添2資料の中 

Ct 値は系や環境によるので、一様に定義することはできないが、例えば、感染研法による場
合、検体プール検査法による検出限界を 100 コピー/テストとすると、Ct 値で
は 35 程度になることから、CT 値 30~35 付近の陽性検体を Ct 値に偏りなく混
ぜて 20 以上のプール化検体を作成し(陰性検体も同数)を作成し、一致率(陽
性検体を混合したプール化検体は陽性になること、陰性検体からなるプール化
検体は陰性になること)が 85%以上であるか確認することが適当である(FDA
では、プール化した検体数(例えば、5つの検体を同時に混合してまとめた検
体)を 20 以上(カットオフ Ct に近い検体(前述の場合であれば 35)を 25%
以上含めることが推奨されている)として評価することを推奨している)。な
お、こうした精度の妥当性の確認については、検体プール検査の開始後も、定
期的に実施すること。
※CT 値は高いほど、増幅を繰り返していることから、基本的にウイルス量と逆相関。

詰まりは、プール検査法という名目に紛れてct値をこっそりと変えたと言うことだ。公的機関向けの通達なので、6割の民間検査機関にどれだけ伝わるのかは分からないが一歩前進というところか。わざわざFDAを引き合いに出しているところが、いかにも官僚的な発想だ。そもそもが、インフルエンザの一種にしか過ぎないコロナウイルスを新型と呼び、恐怖感をあおり、ワクチンを売り込ませようとの企みに、いとも易くも乗せられた世界中のポリティシャン、それを支えるマスメディアの構図が徐々に明らかになってくる頃だろう。また、次の展開では感染症2類指定を5類指定に春の訪れと共に密かに行うのではないかと思う。

自由と民主主義の世界で本当の生活者・市民と呼ばれるには、PCR陽性者を感染者と呼ばない理性(発症があれば別)、マスコミ情報に流されない理性の鍛錬がまず求められる。

ビデオでは以下をご覧下さい。

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