https://news.yahoo.co.jp/articles/a9410a27592e910e7c222bcdaf5c047f24cbd06e

私たちは日々洪水のようにコロナ感染情報に晒され続けています。実際のところ、マスコミが流す情報を無条件に信じ込み、データの持つ意味を深く考えることも無く、情報依存症の迷い人になっているように思う。公共施設は3密回避を建前に適切なサービスを控えている。決まり文句の不要不急の外出を控えろと言うだけで、インフルエンザウイルスよりも危険なのか、検査の信頼性はどうなのか、ワクチンは出来るのかといった、本当に必要な情報からは遠ざけられていないだろうか。

市民は必要以上に巣ごもり、心配性の市民は早くワクチンが開発されれば良いといった不安を胸に悶々としている。萎縮と巣ごもりで日々の経済活動は悪化し、それが更に悪循環に陥るという終わりなき不安のもとにある。もっと冷静に事態を見つめ、前向きに平静にに生活する方が正解なのではないか。

ワクチンについて、このような事実がある。

AIDSもSARSも MERSも抗ウイルス薬は開発されていない。

エイズ(AIDS)を発症させるエイズウイルス(HIV)が同定されたのは30年以上も前。しかし、ワクチンはいまだ存在していない。重症急性呼吸器症候群(SARS)と中東呼吸器症候群(MERS)も、感染症に対抗するためにワクチンの研究が進められた。しかしSARSは徐々に消え、MERSは中東地域に限定的だったこともあり、どちらのワクチンも承認が下りることはなかった。

ワクチン開発には、①ふ化鶏卵培養法(主にインフルエンザワクチン)、動物接種法(日本脳炎ワクチン)、細胞培養法(混合ワクチン、水痘ワクチンなど)、遺伝子組換え法(酵母細胞を使った B 型肝炎ワクチン)がある。

新型コロナの場合は遺伝子組換え法により進められています。しかし、これにはADE(アンチボディ デペンデント エンハンスメント)という、ワクチン接種によって出来た抗体が悪さをし、抗体依存性の重症化が起きる危険があると言われる。これはウイルスの変異による抗体の無効化に止まらない複雑な事情があるようです。遺伝子情報を基にしたワクチンは歴史が浅く、拙速で過大な期待を持たないことが必要です。

ましてや、SARSと似た遺伝子配列というだけで、ウイルスの同定が必ずしも出来ていない背景のもと、検査が先行する現状では、ワクチンの接種安全性は既存のBCG等と同様には考えられない筈。

日本、東南アジアの一部では著しく感染による死亡者が少ない点を見れば、これは交差免疫ではないかという指摘がある。インフルエンザ程で無くとも、相対的に死亡者が多い米国では米国立衛生研究所(NIH)でワクチン投与の治験も始まっているが、それでも実用化には1年以上は楽に掛かると言われている。その点、日本の場合は交差免疫という、’利点’も安心の材料として取り上ても良いのでは無いだろうか。不安先行だけでなく、先行きを見通すのも大切ではないでしょうか。

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