Vitamin D and COVID 19: The Evidence for Prevention and Treatment of Coronavirus (SARS CoV 2)

6,328,109 回視聴 2020/12/11に公開済

自粛巣ごもりは、人間の免疫力を低下させる証拠

巣ごもりが長期化すると健康上の問題が出てくる。実証的にエビデンスを基にした情報は珍しい。この機会に動画を見てみるのも良いと思う。英文字幕付きなので意味は分かるだろう。数々のデータ紹介が出てくるのには驚かされる。
●ビタミンD生成のために紫外線が必要

紫外線をある程度浴びることは、健康を維持するために必要です。紫外線を浴びることで、体内でビタミンDが生成されるからだ。
ビタミンDには、食物からのカルシウム吸収を促し、血液中のカルシウム濃度を一定の濃度に保つ働きがあり、骨格を健康に維持するのに役立つ。骨量を保ち、骨粗鬆症を防ぐためにビタミンDは必須だ。
最近の研究ではビタミンDには、肝臓がん、肺がん、乳がん、前立腺がんなど、さまざまながんに対する予防効果があることもわかってきた。
厚生労働省の調査によると、通常は、食品からとれるビタミンDの目安は5.5µg程度。それに対して、1日に必要なビタミンDの量は15µg以上とされている。足りない10µgのビタミンDは、太陽光線を浴びて体内で生成する必要がある。
紫外線の量は季節や場所、時間帯によって変動し、皮膚のタイプによっても変わるが、1日に必要な日光照射時間は、夏であれば15〜30分程度。

●ビタミンDの不足を防ぐ工夫

顔と両手だけでなく、両腕、足などの部分に太陽光を当てると、照射面積は2倍になり、必要なビタミンD量に対する照射時間は半分になる。
ビタミンDは6種類あり、そのうち体に必要なのはビタミンD2とビタミンD3だ。多くの魚類には、ビタミンD3が豊富に含まれている。魚を食べることで、ビタミンDを十分に体内に取り入れることができる。
魚類を十分に摂取しておらず、必要以上に紫外線を避けていると、ビタミンD不足による弊害が生じかねない。母乳で育てられている小児、外出を好まない高齢者、さらには紫外線を極端に避けている女性などはとくに注意が必要となる。
紫外線と上手に付き合い、ビタミンDの不足が起こらないように工夫をしよう。

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