ジョン・キャンベル博士は、英国政府公表資料をもとに常識的に解りやすく発信している。日本ではPCR検査陽性かどうかのテスト方針とワクチン接種の方針、つまり、抗体検査を抜きにした考えが先行し、充分な抗体を持った人に対しても一律に接種を推奨している。このことが、どのような悪影響を及ぼすのかは、全く議論されていない。不思議な医療界のマインドだ。過去から用いられてきたによるワクチンでは、100万人あたりの死亡率が0.1人と極めて安全なものであったが、現下の遺伝子ワクチンでは用いられる製剤による悪影響から100倍の死亡率を提示しているにも拘わらず、「直接の因果関係が認められない」という公式見解が維持され、その他の重篤なワクチン障害が山のようにもあっても、それらを振り返ることも無い。つまり、データに基づく議論や研究は論外視されている。キャンベル氏はそういったことを、ワクチンありきで捌けさせることに拘泥しているからではないかと推量している。

デルタ株からオミクロン株にウイルスが変異し軽度のインフルエンザと同様な状況にあって、いまだにワクチン呪縛から抜けられないのは不思議だ。そもそもが、自然免疫の方がワクチンに頼るよりも望ましいのは旧知のことだ。

カナダ政府では、2020年の早い時期に感染し、このパンデミックの間、自然免疫の立場を維持し、Covid陽性の同僚と長時間接触した後、抗体検査での抗体数が3660で陽性でしあってもワクチン未接種を理由に列車、飛行機、船に乗せず、国境を越えさせないという。

すでに自然免疫を持っているひとは、予防接種は免疫力の疎外こそあれ、接種の必要はないが(CDC、自然免疫のワクチン免疫への優位性を認める)、医療従事者はそのことを言わない。そのため、多くの人が誤って仕事を追われたり、ワクチン接種を強要されたり、不要な屋外マスクから抜けきれない。

常識的に考えれば、現在の6波といわれるPCR検査陽性レベルは、端なくもゲイツが漏らしたオミクロンは天然のワクチンであり、現在は自然集団免疫の状態にあると見た方が妥当だろう。BA1,2に至っても、同じようなことになっており、専門領域の数値遊び感覚から抜けきれない。

ジョン・キャンベル博士は、とどのつまり、自然免疫は人工ワクチンに勝ることを政府は言及すべきだと指摘している。

詳細はビデオを参照下さい。以下のサマライズはいずれも英国政府統計局の資料をもとにしたもの。

英国国家統計局https://www.ons.gov.uk/peoplepopulati…

①陽性と判定された人の割合(2022年4月30日に終わる週)が下がってきている。入院、緊急・重傷入院も下がる一方、ほぼ100%の抗体保有の一方、後遺症が増えている。

COvid陽性割合は下落継続中(注:こういった数値解釈は日本政府にはない、つまり、現状はほぼ100%の抗体保有にあり、集団免疫状態にあり、常時マスクの必要性は無いはずだが。)

イングランドで2.91% (35人に1人) ウェールズで4.33% (25人に1人) アイルランドで2.45%(40人に1人) コットランドで3.55% (30人に1人)

②自然免疫による防御の証拠

2022年4月23日までの2週間で、COVID-19の陽性反応が出やすい人は以下の通りでした。つまりは、自然感染が抗体をもたらしているのであって、ワクチン効果では無い。

過去にCOVID-19に感染したことがない。(言い替えると、過去に感染したことのある人は、感染から保護されています。)

過去28日以内に海外に渡航したことがある(空の旅は感染のリスクを高める)

白人であることを報告した人(非白人であることは感染予防になる)

病院と接触したことがない(病院との接触は感染予防になる)

より貧しい地域に住んでいた(貧困地域に住んでいると感染予防になる)

16歳以下の子供と同居していなかった。(16歳以下の子供と同居していると、感染の危険性が減少する)(16歳以下の子供と同居していない場合、感染リスクが高まる)

③2022年4月29日に終わる週の死亡者数

英国で登録されたCOVID-19が関与した死亡例は1,247例。前週(2022年4月22日終了)の死亡者数1,247人から増加しました。COVID-19が関与する死亡のリスクは、障害者の方が高かった。リスクは障害者の方が障害者でない人よりも大きかった。

④2020年1月24日から2022年3月9日の間の障害者の死亡リスク

女性 障害の重い女性では、障害者でない女性よりも1.6倍高い

男性 障害の重い男性では、障害のない男性に比べ1.4倍高い

障害の少ない男性および障害者の少ない女性では、障害者でない男性は、障害者でない女性に比べて1.3倍高い。

障害者のこのリスクは、パンデミックの各波でほとんど変化していない。

⑤COVID-19が原因で死亡した死亡診断書のうち、既往症があった割合(2022年1月~3月、イングランド・ウェールズ州)

定義されている疾患, 23.2%(2020年10月~12月以降、初めて糖尿病が最も多い持病でなくなった)

認知症およびアルツハイマー病, 18.2 慢性下気道疾患,15.8 糖尿病,15.7 泌尿器系 虚血性心疾患 高血圧症 心不全 心筋梗塞 心血管疾患

⑥COVID-19の死亡者のうち、持病がない人の割合、13.9%。(2021年10月~12月は16.8%だった)。

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