金曜ドラマ「アリスの棘」

前回の「闇の仕置人」と通じるところがある、気楽に見るドラマ。多分4回くらいで終わる短編であろう。全体の流れとリアリティーに荒さが目立つものの、人間の本質部分を見る分には共感もあろうか。前回の小野ゆり子の時もそうだったが、女優らしくない上野の演技に好感が持てる。

女優上野樹里(27)は、手術中に亡くなった父親のため、医師になって復讐(ふくしゅう)するという白衣のダークヒロインを演じる。

「復讐劇というと、力強くて『おらーっやってやるぞー』というイメージがあったんですが、これは相手が気付かないうちに崖っぷちに立たせる…。見えない怖さがあって新しい。最初からアクセル全開で見ていただけたらと思います」。という本人の感想だが。(PR TIMES) – リリース発行企業:株式会社TBSテレビ

上野樹里主演の復讐サスペンス!

本作は、大学病院を舞台に、愛情も未来も何もかも捨てた主人公が自らも医師となり、父親を死に追いやった医者たちに鉄槌を下していく復讐サスペンスです。

アリスの棘

【出演】
上野樹里、中村蒼、オダギリジョー、田中直樹、中村梅雀、藤原紀香(特別出演)、岩城滉一、栗山千明、國村隼
ほか

【主題歌】
主題歌:「太陽と花」高橋優

【演出】
塚原あゆ子、渡瀬暁彦、平野俊一

【第1話あらすじ】
聖林大学付属病院に、新人外科医・水野明日美(上野樹里)がやってきた。そこで彼女は、正義感あふれる看護師・星野美羽(栗山千明)ら患者に寄り添うスタッフと出会う。しかしその一方で、患者はマウスと言ってはばからない伊達理沙(藤原紀香)ら、患者を出世や研究の道具としてしか見ない医師やスタッフもいた。
彼らを冷静に、鋭く観察する明日美にはある秘密があった。15年前、明日美は聖林大学付属病院で父親(眞島秀和)を手術中に亡くしていた。病院側は医療ミスでは無いと主張したが、明日美の元に何者かによって父の手術看護記録が送られてきた。それは2枚あり、1枚は明らかに偽造されたものだった。父の死に疑いを持った明日美は、死の真相を明らかにするため、自ら医師となることを決めたのだった。
復讐の機会を虎視眈々と狙う明日美は、15年前に偽の手術看護記録を書いた当事者である看護師長・蛭子雅人(六平直政)を最初のターゲットとして狙いを定め・・・。

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